mosukeのオーディオ

自作真空管アンプの事などを書いております。

実験・構想(アンプ編)

中華高電圧ブースト型DC-DCコンバーター 実働実験

以前にアリで購入の中華高電圧ブースト型DC-DCコンバーターを実際の球アンプで実働実験をした。 コンバーターへの入力はDC15VのACアダプタ利用で出力電圧はDC250Vに設定。アンプはモノラルの6F6(6AD7G)シングルアンプで整流管を抜いて平滑回路に接続。全…

6П23П (6P23P) 三結Ep-Ip特性

以前にヤフオク入手のロシア球でMT9Pトッププレートの直熱ビーム管6П23П (6P23P)の三結Ep-Ipデータを、手持ちのDMTと簡単な電源にて高校生時代の実習よろしく手計測して見た。 記録はネットで拾った同球データグラフに重ねてプロットしたが、この手の直熱管…

6П23П (6P23P) 三結シングル動作テスト

ロシア球でMT9Pトッププレートの直熱ビーム管6П23П (6P23P)です。ヤフオクで以前より気になっていてお安いのでこの程入手し三結動作の実験をした。フィラメント電圧が6.3Vなんで交流点火ではハムが何とか我慢できるレベルまでしか下がらない。実アンプではや…

SIPPアンプの実験2 ドライブ回路追加

ドライブ段無しの単段から50L6GTと同ヒーター電流の6BH6で5極管ドライブ回路を追加。50L6GTはマツダ、NEC、SYLVANAと試したが、最大出力はマツダが2.5W 、NECは1.9W 、SYLVANAが2Wとバラついた。 音質的にはオーバーオールNFB≒8㏈で随分良くなったが、10kHz…

SIPPアンプの実験1

SIPPアンプ・・・あまり耳馴染みは無いですが、Self Inverting Push-pull の略で出力管の差動動作にて位相反転を賄う差動PPアンプです。海外サイトで知ったんですが国内では極一部の方がやられているようです。 実験では手持ちの50L6GTとOPTにアルテックのマ…

D級 IC.AMP PAM8610 LPF用チップフェライトビーズ。

中々の音質で侮れない中華PAM8610基板について色々検索すると、どうやら高周波除去のためのLPF用チップフェライトビーズが備わってるらしい。大した効果は無さそうだけど・・・😒

D級 IC.AMP PAM8610 鳴らしてみた!

Amazonで格安のD級 IC.AMP PAM8610基板を購入。中国からなので一応コロナウイルス対策で日向に3日ほど放置してたが本日バラックで鳴らしてみました。電源電圧DC12Vで10W/8Ω×2の性能です。出力段にはローパスフィルターも何も無しで高周波ノイズ対策は全くあ…

古のGe.Tr 2SB250シングルアンプの実験

古のゲルマニウム・パワートランジスタによるシングルアンプの実験をしました。石は高校生時代に定電圧電源に良く使ったNECの2SB250です。何と50年の間良くも長らく持ってたもんですが、5個の内2個は3~4年前にヤフオクに出てたので懐かしく入手した物です。…

中華 IC.AMP(TDA7297) ハイブリッド構想

最近Amazonで超格安購入の中華ICアンプ基板です。流行りのデジタルアンプじゃなくAB級BTLのアナログアンプです。規格によると 単電源16.5Vにて15W/8Ω x2chの実力。 簡単に12V電源を繋いでバラックで音出し確認しましたが、結構な音質で僅か¥278(送込…

不人気ビーム管12AB5 動作テスト

今日は死蔵となっているビーム管12AB5の動作テストを、万能シングルモノアンプを使ってしてみました。この球は元は自動車ラジオ用に開発されたらしくヒーター電圧が10.0~15.9Vdcと広範囲(設計中心規格は12.6V,0.2A)ですが、その他特性的には6A…

超再生受信機用 6AB8 シングルアンプの実験

超再生受信機の低周波出力段を初めはサブミニ管5718で実験しましたが、僅か20mWほどのパワーしか得られませんでした。これでは少々力不足なんで手持ち球からTV球の6AB8で実験しました。三極・五極複合管なんで前段に三極部が使えヒーター電流も0.3Aと控…

超再生受信機用 5718 シングルアンプの実験

OTLアンプの製作も一向に進まない中、FMゲルマラジオをはじめ何だかラジオに興味が移行しております。そんな中ある物を頂いたのがきっかけとなり、真空管式超再生受信機の製作を思いつき低周波出力部の実験です。球はサブミニチュア管5718/SILVANIAによるシ…

またまた変な回路のアンプ実験4 ドライブ回路追加~

前の実験でアンプとして問題無く動作する事が確認できたんで、今回は実アンプにより近づけるためにドライブ回路を追加しての実験です。ドライブ回路は初めオペアンプ+Trエミッタフォロアーで考えましたが、やっぱり球で行く事にして6AU6を使い直結回路とし…

またまた変な回路のアンプ実験3 増幅作用の確認!

先の実験で自己点火にてエミッションも安定持続する確認ができたんで、続いて信号入力(正弦波400Hz)による増幅作用の確認実験をしました。結果は全く問題無く最大出力は以下のようになりました。 負荷抵抗 出力 200Ω 360mW・・・こんくらいが最…

またまた変な回路のアンプ実験2 回路の種明かし~

今日は内緒にしてました変な回路のアンプ実験の種明かしです~ 実はこれは球のヒーターを自己点火にしたカソードフォロアーでして・・・本日、実験回路で無事安定に球を自己点火させる事に成功しました! 電源電圧を90~110V(±10%)変化させても点…

またまた変な回路のアンプ実験1 準備~

アンプ1台が完成すると・・・ホイ次~となってほとんど病気ですわ~ またまた既存回路では面白くないので変な回路のアンプですけど上手く行けば画期的!取り合えず手持ち部品を揃えて仕事の合間を見て実験します。 球が沢山ありますがまずは一本で実験です…

ヤフオク衝動買いシリーズ・・・ちっちゃ~ぃ、アンプ基板~完成!

ホントちっちゃ~いので老眼鏡の度数が合わなくなってきてるみたいで、僅かの部品のハンダ付けが大変どした~。 今日は愈々音出しで只今調子良く鳴ったはります~ でっ、たかが¥140のICアンプ・・・結果は馬鹿にしたもんやおへん・・・エエ音しとりま…

ヤフオク衝動買いシリーズ・・・ちっちゃ~ぃ、アンプ基板

衝動買いと言うほどの値でもないですが送料の方がお高いICアンプ。何でもAB級BTLで電源5V、3Ω負荷で3Wx2の実力!8Ωだと1Wx2位? それにしてもチッチャイ基板、苦手なチップ抵抗・・・ハンダ付けが大変そう~ デジタルアンプじゃ無いのが…

中国製デジタルアンプの音・・・♪(その2)

息子が置いて行った中国製デジタルアンプですが、PWM搬送波の漏れはどの程度なのか少し調べてみました。出力端子にオシロを繋いで見たところ周波数が約600KHzで400mVp-pほどもあります。結構な値で幾ら聴こえない高周波と言えどまるで高周…

中国製デジタルアンプの音・・・♪

先週末に「これ聴いてみてよ~」とっ、息子が置いて行ったデジタルアンプ♪ 少し大きめの手のひらサイズで何と10Wx2(8Ω)の実力らしい! 早速繋いでLP、CDでジャズを中心に色々聴いてみた~中々の音です♪。 ¥5,000ほどの価格らしいが良く出…

12EH5/FETプッシュプル・ハイブリッドアンプの構想~直結の実験!

気になっている直結でのエミッション(ヒーター電圧)安定の実験をシングル回路にてしました~。 電源ON時ヒーターに瞬間23V位が掛かってしまいますが10秒足らずで安定します。(球には過酷かな?)信号を入力すると10mVほどの変動が見られますがクリ…

12EH5/FETプッシュプル・ハイブリッドアンプの構想~第一案!

先の16C-B28/FET ハイブリッドアンプ のBTL接続実験では出力的に満足が行かなかったのですが、何と言ってもプッシュプル・・・上下対称の出力波形には魅力があります~。そこで手持ち球に12EH5という7ピンのMT管がありますので、プッシュ…

16C-B28 FET ハイブリッドアンプ BTL接続実験!・・・よくよく考えると~。

昨日の16C-B28 FET ハイブリッドアンプ のBTL接続実験は一応の結果が出たのは出たのですが・・・。 そもそもこのアンプの場合、出力はFETのアイドル電流と負荷抵抗値の関係で決まってしまうので、BTLだと8Ω負荷では片ch辺り4Ωとなり出力低下と…

16C-B28 FET ハイブリッドアンプ BTL接続実験!

簡単なわりには結構良い音がするのでお気に入りの16C-B28 FET ハイブリッドアンプですが、出力アップを狙って左右chをBTL接続にしてPP化の実験をしてみました~。 位相反転は簡単に手持ちの入力トランス(7KΩ:10KΩ・CT)で行いましたが、その…

予てより構想中の回路実験の準備~♪

このところのアンプ製作も一段落しましたので、予てより構想中の回路実験をしようと思いま~す。 先ずは必要部品を手持ち部品の中から揃えての準備段階ですが・・。実験の内容はまだ秘密?です~~。 追々発表しますけどネ・・・なぁ~だそんな事か~っと思…

アンプビルド症候群・・・?再発したようです。

秋の夜長の至福のひと時・・・たまりませんな~。 出来立てほやほやの超ミニパワーアンプ! ジョン・コルトレーンがいい感じ~ 安物のウイスキーも何故か絶品になりま~す・・・?。。どうやら若き頃患ってた病が再発しだしたようです。 アンプビルド症候群…

6D-HH12 PP.AMPの実験 その2

その後の試聴からOPTは2個をパラにしました。個では電力容量に余裕が無く低域の通過に無理が有るようです。(1個で200mWmax位かな?)パラにして低域にゆとりが出来たのと、帯域全体を広げる為にNFBを5dB弱ほど掛けました。それとOP.AM…

6D-HH12 PP.AMPの実験

かねてより構想中だった超ミニ真空管アンプ(タバコ箱サイズ)の実験です。使用球は東芝の6D-HH12で昔の白黒テレビ用の発振混合管です。いわゆるサブミニチュア管にシールドケースを被せて東芝ではミクロビスタと呼んだみたいです。シールドケースが…

6J6-FET シングルアンプの実験

ネット上で面白い真空管ヘッドフォンアンプの製作を見つけ思いつきの実験をしてみました。それは真空管に19J6を使いヒーターを負荷抵抗としてパワーFETのソースフォロアーでヘッドフォンをドライブする物です。→http://www.pmillett.com/starving.htm…

低電圧アンプ 5M-HH3で動作点の確認実験 その2

5M-HH3で動作点の確認から入力トランス(サンスイST-45)を繋ぎ実際に音出し実験をしました。 さすがに大出力は出ませんが独特の高音域でなかなか良い感じです。(SPーLE8T)低音域も小さいトランスの割には十分出ているようで、全体的には…