mosukeのオーディオ

自作真空管アンプの事などを書いております。

6П23П (6P23P) 三結Ep-Ip特性

 以前にヤフオク入手のロシア球でMT9Pトッププレートの直熱ビーム管6П23П (6P23P)の三結Ep-Ipデータを、手持ちのDMTと簡単な電源にて高校生時代の実習よろしく手計測して見た。

 記録はネットで拾った同球データグラフに重ねてプロットしたが、この手の直熱管はフィラメント電圧を規定より下げることで直線性が上がるとの事・・・、そこでフィラメント電圧は規定の6.3Vと少し下げた4.8Vにて測定した。

 6.3V(グラフ赤線)での結果はネットのデータより少しカーブが寝てるので、球のバラツキと思えるが手持ちの4本はそれほどの違いも無くほぼ同じ様な感じであった。

 4.8V(グラフ青線)ではもう少しカーブが寝ておりバイアスの深い処での詰まりが少ない傾向で幾分直線性が改善されてる様に思われる。(電源の都合でEg1=-30Vまでの測定)

 以上、何時かシングルアンプでも製作してみようかと思える実験でした~。^^