先の実験で自己点火にてエミッションも安定持続する確認ができたんで、続いて信号入力(正弦波400Hz)による増幅作用の確認実験をしました。結果は全く問題無く最大出力は以下のようになりました。
負荷抵抗 出力
200Ω 360mW・・・こんくらいが最適負荷かな?
100Ω 320mW
27Ω 120mW
以上、この結果から実用シングルOTLアンプとするには4球パラにしてやっと500mW(8Ω)位ですかね~。 もっともカソード電流150mA(規定ヒーター電流)時のコントロールグリッドのバイアス電圧が-5Vほどですので、スクリーングリッド電圧をもう少し高くしてバイアス電圧を深くできれば出力UPになるでしょう。あとTRかFETで低インピーダンスドライブしてA₂クラスにするとか・・・ まぁ、一応実用に何とかなりそうなんで50JY6-4パラ・シングルOTLアンプとして製作してみたいと思います。 あっ、適当なマッチングトランスでSP繋いで音も聴いてみよっ・・・
◎RL=100Ω、約300mW、400Hz (平滑悪く少しリップル有)
◎実験回路その1