mosukeのオーディオ

自作真空管アンプの事などを書いております。

16C-B28 FET ハイブリッドアンプ BTL接続実験!

 簡単なわりには結構良い音がするのでお気に入りの16C-B28 FET ハイブリッドアンプですが、出力アップを狙って左右chをBTL接続にしてPP化の実験をしてみました~。 位相反転は簡単に手持ちの入力トランス(7KΩ:10KΩ・CT)で行いましたが、その結果出力は8Ω負荷でノンクリップ850mW、16Ω負荷で1.12Wとなりました。シングルでの最大出力が約500mW/8Ω、400mW/4Ωでしたのでほぼ予測通りの結果です。出力波形も上下ほぼ同時にクリップが始まるので、シングルの時よりも何だか気持が良いですね~。 他にはBTL接続にて出力コンデンサーが省けるのが好ましいです。実際このアンプも左右chのDC分の差は4mV位で良くバランスしていますのでSPには問題ありません。肝心の音はシングルの時とそれほどの違いは感じられませんが、出力UPした分パンチ力が増したようです。こうなるとステレオにて聴いて見たくなるのが人情で、新たにPPにてステレオアンプの製作を妄想中です~。
 
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 (左)1KHz正弦波クリップ寸前 (Pmax≒850mW/8Ω)  
 (右)上下ほぼ同時のクリップで気持イイ~♪
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