mosukeのオーディオ

自作真空管アンプの事などを書いております。

6J6-FET シングルアンプの実験

 
 ネット上で面白い真空管ヘッドフォンアンプの製作を見つけ思いつきの実験をしてみました。それは真空管に19J6を使いヒーターを負荷抵抗としてパワーFETのソースフォロアーでヘッドフォンをドライブする物です。→http://www.pmillett.com/starving.htm
回路を眺めていて球をヒーター電流の多い6J6にするとドライブインピーダンスをより低くでき、スピーカー(8Ω)も鳴らせると思いました。(6J6-0.45A、19J6-0.15A)そこで手持の6J6を使って簡単に実験した結果、画像の回路にて最大出力300mWくらいですが結構良い音で立派にスピーカーを鳴らすことが出来ました。電源電圧は24Vですので出力点を中点の12Vにするべく13Ωをヒーターにシリースにしてあります。また、13Ωの抵抗をヒーターとパラってアイドル電流を約2倍の0.9Aにすると出力点が6.3Vでも最大出力は500mWくらいに上ります。回路定数をあれこれ変えて実験しましたが、出力点を12Vアイドル電流を1A位流すと1Wくらいまで出力は稼げそうです。実験をしてみて結構良い音で鳴りますので何れステレオ構成にて実用アンプを組みたくなった次第です。
 
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