mosukeのオーディオ

自作真空管アンプの事などを書いております。

真空管電圧計(菊水 107A VTVM)メンテナンス3

劣化が心配なコンデンサー類と硬化した電源コードを交換した。意外にも電源フューズが無かったので新たにフューズホルダーを付けた。 校正は直流電源とスライダックを使いデジタルテスターにて行ったが、各レンジとも分圧比に問題も無く誤差範囲に収まってい…

真空管電圧計(菊水 107A VTVM)メンテナンス2

プローブが欠品なんで標準付属品(G-1型)擬きのプローブを作った。初め筐体は10㎖のシリンジ外装を利用予定だったが、金属筐体じゃないと手から商用電源の誘導を受けるとのアドバイスがあり、吸い取りイマイチで使ってない中華ハンダ吸い取り器のアルミ外装…

真空管電圧計(菊水 107A VTVM)メンテナンス1

古い真空管電圧計(菊水 107A VTVM)のメンテナンス。 先ごろヤフオクでジャンク品(電源入らず)と言う事でお安く落札のバルボル。心配だったメーターも逝って無く、電源も入り取り敢えず動作に問題無し。外内部ともそこそこ綺麗で劣化が心配なコンデンサー…

古いドリルドライバーの改造

松下電工製の古いドリルドライバーでニッカド電池仕様(6セル直列7.2V)だったものを、18650リチウムイオン電池(2セル直列7.4V)仕様に改造した。 本体グリップ部分の古いニッカド電池は取り外しグリップ片側半分を切断した。新たな18650電池は専用充電器…

UY-47Bシングルアンプの製作1  部品調達から~

今回は昔のラジオ球で直熱五極管UY-47Bです。作り掛けアンプが沢山あるのにまたまた次の製作でほとんど病気のような・・・。 さて、この球は当時の並三ラジオ等の低周波出力部において、直熱3極管UX-12A等より出力が稼げ重宝したようですが、後に傍熱管6Z-P1…

12Aパラシングルアンプの製作1

このアンプは製作と言うより旧作アンプの改造となります。最初56パラシングルで始まり後に6Z-P1三結パラシングルとなり今回12Aに球変更しました。 この12Aはヤフオク入手の関西超短波と言う会社で昔の怪しげな超短波治療器からの抜き球です。カーボンスート…

第50回(最終回)醍醐LPレコードコンサート(京都醍醐 2023.12.09)に参加~♪

昨日は今回最終と言う事で醍醐LPレコードコンサートに参加してきました。 私は第9回(2010.10.17)が初参加でかれこれ20回以上参加させて頂きましたが、色んな方の製作されたアンプやSPシステムに触れる事が出来大変良い勉強になった会でありました。 今回、…

中華高電圧ブースト型DC-DCコンバーター(その2)ケミコンパンク!

以前に少しテストした超格安の中華高電圧ブースト型DC-DCコンバーターですが、新たな実験中(入力12V、出力設定220V、負荷約40mA)に出力部の平滑ケミコン(10μF、400V)がで約1時間経過後に突然パンクした。 何でもお仲間にも同じトラブルに見舞われた方…

懐かしいポンポン船の製作6  1号艇完成!

ポンポン音がまともに出なかった失敗ボイラーは、天板を0.1mm厚銅板からより薄い0.05mm厚に張替え無事良い音が出るようになった。 船体も舵および本麒麟アルミ缶利用のデッキと操舵室まで作り込みやっと完成! www.youtube.com つづいて2作目ボイラーを使…

懐かしいポンポン船の製作5    ボイラーその2

先の失敗ボイラー改造でアリに注文した天板張替え用0.05mm銅箔の到着が大分先になりそうなんで新たに別のボイラーを作った。 釜底は古いガスライター用ボンベの缶底利用で天板は手持ち0.1mm銅板。推進パイプは熱に強く丈夫な銀ロウ付けとし、天板は下手…

自作高温ハンダ

先日よりポンポン船の製作をしてるがボイラー製作での銀ロウ付けに手間取り、ボイラー天板に変な皺が寄ってしまった。結果ポンポン船の要であるポンポン音がイマイチ小さくボイラーを作り直すこととした。 その際ロウ付けより手慣れているハンダ付けで融点の…

懐かしいポンポン船の製作4  処女航海!😁

ポンポン音無しの失敗ボイラーですが浮かべてみました~。 ロウソク2本で熱量上げたら僅かながらポンポン音がしました~。ボイラー天板銅板の厚さを0.1mmから0.05mmにするともっと良い音がしそうなんで改造するぞ~。😉 www.youtube.c まだまだつづく~

懐かしいポンポン船の製作3  船体完成!

船体が一応完成したので取り敢えず失敗ボイラーを乗せました。失敗ボイラーはポンポン音無しですが推力はテスト済みで船は進むと思います。 それではロウソク立てほか一部エポキシ接着剤を使ってるので完全に固まったら試運転してみます。 なお、ボイラーは…

懐かしいポンポン船の製作2 ボイラー失敗!

完成したボイラーの動作テストしたが結果は失敗に終わってしまった! 普通に推力は得られるが肝心のポンポン音がしない。 原因はロウ付けで手間取って銅薄板に無数の皺が入り変な剛性が出来てしまってるからなのか?、ボイラー容量も推進パイプの内径に比し…

懐かしいポンポン船の製作1 ボイラー完成!

子供の頃にはよく遊んだ懐かしいポンポン船の製作です。ネット検索すると色々情報がヒットしますが、ボイラー(エンジン?)はパイプをコイル状にした物が多いです。これではあの独特のポンポンと音がしませんので音の出るボイラーに挑戦しました。 材料は丁…

LUX 6422S 擬きMCヘッドトランスの製作5  完成!

今日は天気も良いので最終の外装塗装を施し型番貼り付けてやっとの事で完成! 外装ケース天蓋の銀ロウ付けも3回目の経験で、OPTケースよりも小ぶりで温度を上げやすく割りと上手くロウが流れた。天蓋は適当に切り出した鉄板のはみ出しを削って研磨整形。銅管…

LUX 6422S 擬きMCヘッドトランスの製作4  外装ケース用スチールパイプ入手

2重シールド用外装ケース製作に好適なスチールパイプを、何時もOPTケース用の角鋼管(鉄バタ角)を入手している(有)横山テクノさんより入手した。 サイズも丁度良い外径Φ22.2mm、肉厚t1.0mmで長さをLUX 6422Sと同じ43mmにカットして貰った。適当な鉄板天蓋…

LUX 6422S 擬きMCヘッドトランスの製作3  仮完成!

やっと銅管継ぎ手ソケット利用のシールドケースのハンダ付け加工も終わり、ST-12を仕込み各リード線を9Pプラグにそれぞれ配線して一先ず仮完成! この後は2重シールド用に適当なスチールパイプを捜し外装ケースを作って完成を目指します。内径Φ19~20mm、外…

LUX 6422S 擬きMCヘッドトランスの製作2  銅板切り出しと加工

今日は銅板の切り出しと加工まで進めた。次は各銅板部材を銅管継ぎ手ソケットにハンダ付けし、内部にトランスを仕込んでリード線を9Pプラグに配線。その後エポキシ接着剤でプラグを接着すれば一先ず完成。 最終的には外装をスチールパイプで二重シールドとし…

LUX 6422S 擬きMCヘッドトランスの製作1

以前、サンスイのトランジスタ用トランスST-12を利用して製作したおてがるMCヘッドトランスですが、そこそこの音質で結構使えるので今度はLUX CL-35用にオリジナルのLUX 6422S 擬きのトランスを製作します。 使用部品としては銅管継ぎ手ソケットがST-12を仕…

42シングルアンプの製作3  部品取り付け

本日はシャーシトップパネルの塗装も既に済ませていたんで、木枠ならびにトップパネルへ各部品の取り付けを行った。後は配線を済ませればいよいよ完成~! ◎球を挿して見た! つづく~

42シングルアンプの製作2  シャーシ加工

今日はトップパネル及び木枠の穴開けをした。木枠はヤフオク入手品でテカテカのニス仕上げだったのを紙ヤスリで剥がし、落ち着きあるクルミオイル仕上げとした。この後はトップパネルのバリ取りをして塗装後部品取り付けへと進めます。 ◎木枠のクルミオイル…

42シングルアンプの製作1

作り掛けアンプも沢山あるのに気が多くこれまた主要部品も揃ってきたので、ラジオ作りの頃より馴染み深い42を使ってシンプルなシングルアンプをこさえます。 ◎75or77,78→42←80 つづく~

第48回醍醐LPレコードコンサート(京都醍醐 2023.05.13)に参加~♪

昨日は随分ご無沙汰していた醍醐LPレコードコンサートに参加してきました。 午前の部の自作アンプ試聴は拙アンプを含め4台の参加でいずれもミニパワー(1~2W)でしたが、試聴スピーカーは松下電器の高能率8吋フルレンジ(通称ゲンコツ)に助けられ広い会…

垂直ドリルガイドの製作

電動ドリルで部材に垂直に穴を開けるは結構難しいので、適当な端材と金属スペーサーを利用して垂直ドリルガイドを作った。 サイズは良く使う2.5、3、4、6mmの四種で垂直精度はそこそこ、目見当でやるよりはよっぽどマシに作業できそう~。😉 ◎5mmのスペー…

”FOXTON” 鉱石検波器モドキの製作

書籍「ぼらの鉱石ラジオ」の中で紹介されているゲルマニュームダイオードを仕込んだ鉱石検波器モドキの製作です。手持ちの”FOXTON”鉱石検波器をモデルに作ります。 材料は透明アクリルパイプ(Φ11mm)と手芸用バネホック(12mm)のゲンコと呼ばれる部分…

12Aシングルアンプの製作12   グリッドチョーク結合に改造

この程製作の2E24三結シングルのグリッドチョーク結合が思いのほかイイ感じなので、この12Aシングルも普通のCR結合からグリッドチョーク結合に改造。 使ったチョークコイルは2E24三結シングルと同じ物で取り付けスペースも上手く確保出来た。小型ながらイン…

2E24三結シングルアンプの製作7  完成!

球不良など少しトラブルもあったが暫くエージングを兼ねた試聴も終えた。 回路構成は初段12AX7のSRPPで400Hのグリッドチョークを介し2E24を負荷抵抗10kΩで振っている。 B電源は6X5GTで整流後FETリップルフィルターを通して供給(400V)、2E24のフィラメント…

2E24三結シングルアンプの製作6  問題発生!

昨日の完成音出しから試聴を続けていたが、何だか左チャンネルの音が微妙におかしいのに気が付いた。そこで簡単に最大出力を測ってみると、右chが1.8Wに対して左chは0.6Wしか出ていない。試しに2E24を左右入れ替えると状態も入れ替わるので回路上の問題では…

2E24三結シングルアンプの製作5  音出し成功!

昨日配線を終え本日火入れで珍しく誤配線も無く一発で無事音出し成功! 各部の電圧は想定より幾分低くなったが問題無い範疇に納まった。只今、無帰還裸アンプ状態で試聴しているが心配していたノイズも無く一安心。 暫くこのまま試聴を続け簡単なデータ取り…