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自作真空管アンプの事などを書いております。

16C-B28/FET シングル・ハイブリッドアンプの製作7 ポップ音対策と冷却ファンの取り付け!

 一先ずの完成から試聴を続けて来ましたが、気になっていた電源ON/OFF時のポップ音対策をしました~。電源ON時のラッシュをパワーサーミスターで抑える事にし、電源のパスコンも元の回路側に入れました。これによりACアダプターもスムーズに立ち上がるようになり、ポップ音も極めて小さくなっております~。 あとパワーFETの発熱が結構あり長時間通電すると放熱器が手で触れない位熱くなります。
片ch当たり6W位の損失ですので自然空冷で充分放熱できると思っておりましたが意外な結果でした。仕方なく左右兼用で真ん中にファン1個を取り付け、抵抗で落とし定格の半分(約6V)で静かに回しております。NFBですがスクリーングリッドの電源をFETのソースから供給し結果Sgへの100%NFBとしてみましたが、何だか詰った様な音質になりあまり好みの音ではありません。 スクリーングリッドに抵抗負荷を設けてソースからのNFB量を色々調整して見ても良いのですが、無帰還でも試聴を続けていると聴き慣れて来るからでしょうか・・?だんだん音に荒さが取れて良くなって来ておりますので、暫くはこのままで使う事にしま~す。 総じて少し派手目な音ではありますがジャズ・ロック系では良い感じで鳴っております~。
 
  ◎右下の緑色の小さなのがパワーサーミスター!
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◎放熱器は元々CPUクーラーでファンもこれ専用で上手く取り付けられました~。 冷却効果は絶大!
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◎簡単なデータはPmax≒500mW/8Ω、Fレンジ≒15~100KHz(-3dB、1V/8Ω) L/Rchほぼ同じ。
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  ◎完成最終回路図
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