球不良など少しトラブルもあったが暫くエージングを兼ねた試聴も終えた。
回路構成は初段12AX7のSRPPで400Hのグリッドチョークを介し2E24を負荷抵抗10ｋΩで振っている。
B電源は6X5GTで整流後FETリップルフィルターを通して供給（400V）、2E24のフィラメントは5V2Aの中華SW電源にてあえてDC低電圧点灯し深バイアス時の直線性向上に期待した。
結構な音質なんでこのまま無帰還でも良さそうだが約3.7㏈の負帰還を施し完成とした。出力的にはほぼ想定通りで満足の行く結果となった。F特では20Hz辺りにグリッドチョークとの兼ね合いによる0.6㏈ほどのピークがあるが、音的に不足も無いのでこのままで良しとした。
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以下NFB≒3.7db（補正無し）時の簡単なデータ
最大出力：Lch＝2.1W、Rch＝2.1W （1kHz 正弦波の頭が潰れる寸前）
周波数帯域：Lch＝20Hz(+0.7dB)～53kHz(-3dB)
Rch＝20Hz(+0.6dB)～54kHz(-3dB) （1V/8Ω）
DF：Lch≒6.6、Rch≒6.2 （1kHz 1V/8Ω ON-OFF法）
残留ノイズ：Lch＝0.36mV、Rch＝0.27mV （入力短絡）
歪率：現在測定手段無く未測定
◎方形波テスト 各上段がLch 出力電圧2Vp-p デューティ比不良はご愛嬌～
