mosukeのオーディオ

自作真空管アンプの事などを書いております。

12Aパラシングルアンプの製作1

 このアンプは製作と言うより旧作アンプの改造となります。最初56パラシングルで始まり後に6Z-P1三結パラシングルとなり今回12Aに球変更しました。

 この12Aはヤフオク入手の関西超短波と言う会社で昔の怪しげな超短波治療器からの抜き球です。カーボンスートされ型番明記もありませんが動作を調べると12Aその物(本来はUX-12Aと呼ぶべきかも)です。多分商業的に独自球としてカーボンスートで型番を明記せず、何処かの球製造会社に依頼して作ったものと思われます。

 回路としてはほぼ12A標準シングル動作をパラ接続にしただけで、フィラメント点火は5VのDC-DCコンバータによる直流点火です。ドライブは当初よりの12AT7 SRPPでグリッドチョーク結合となっています。

 動作としてはミニパワーでカソード(フィラメント中点)からOPT二次側に軽くカソード帰還を掛けているだけの狭帯域アンプです。音質はグリッドチョーク結合の効果もあってか直熱管らしい繊細で非常に聴きやすく気に入っております。よって各数値データなどどうでも良い感じで一切測っては居りません。😛

 なおこのアンプは改造直後ろくな試聴もせずにいつもお世話になっている京都のオーディオ試聴会、第50回醍醐LPレコードコンサート(最終回 2023.12.09)に持ち込み参加しました。広い会場ミニパワーでもそれほどの不足も無く鳴りホッとした次第です!😍

 

                 つづく~かも・・・?