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自作真空管アンプの事などを書いております。

エミ減球・・・貧乏技で復活の巻~

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 ヤフオクでお安く落札し昨日届いたタングソルとフィルコの直熱三極管 26が2本です。出品者によるとTV7のチェックでタングソルはミニマムヴァリュー29に対し40で良好。フィルコはエミッションの確認が出来ないとの事でした。到着後早速テストするとタングソルは出品者の説明通りでしたが、フィルコの方も一様エミッションがありました。(タングソルの半分くらい)そこで昔良く行ったエミ減球復活の裏技と言うか貧乏技を試してみましたョ。 古い球マニアなら大抵はご存知かと・・・そうそう、火炙りの刑です~。プレート+グリッド~フィラメント間に数ボルト掛けプレート電流を適当に流しライターの炎で管壁のゲッタを焼くと言うものです。 コツは徐々にゲッタの切れ目から炙っていき、プレート電流を監視しながらやります。ただし炙りすぎると全く駄目になる場合もあるのでチョッとバクチ的ですがね。 今回は思いのほか上手く行きフィルコもタングソルとほぼ同じまでエミッションが回復しました。経験上の成功率は直熱管で50%位、傍熱管は何故か10%位と低いのでやらない方が良いかもですね~。
 
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  ◎分かり難いですが炙った処はゲッタが丸く蒸発してます~。
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 エミ減球をお持ちでご興味のある方はお試しを~
               ただし自己責任でね!