mosukeのオーディオ

自作真空管アンプの事などを書いております。

50R-P25 ロフチンホワイト・アンプの製作13 熱い~アンプの出来上がり♪

取り合えずの完成からNFB量を色々と試し試聴を続けてきましたが、一先ず調整を終え完成とします~♪。音的には三極管シングルそのものですが直結動作の迫力みたいな物があります。 正弦波クリップ寸前の出力は900mwほどですがクリップを無視すると3W位まで伸びますので、直結動作のご利益と云うところでしょうか~。レスポンスも低rpの為かシングルでも低域が良く伸びています。惜しむらくは2個のOPTに特性のバラツキが多く左右のレスポンス等がアンバランスな結果です。NFB量はレスポンスに目を瞑れば5dB位が音楽的(特にボーカルとか)には良い感じですが、ダンピングとレスポンス向上の為オーバーオールNFB≒7.5dBとしました。後は発熱の問題がありますのでファンでもって冷やそうと小型薄型の物を2個入手したんですが、カバーに取り付けると結構うるさいので止めにしました~。カバーを掛けるとケース内は80℃以上にもなり特にケミコンには辛い状況です。仕方が無いので夏はカバーを掛けずに使うことにしま~す。                    
 <最終データ>
最大出力:Lch/910mW,Rch/850mW(1KHz正弦波クリップ寸前) 
レスポンス:Lch/10~24KHz、Rch/9~33KHz(-3dB,1V/8Ω)
ダンピングファクター:Lch/3.4,Rch/3.8(ON/OFF法、1V/8Ω)
歪率:只今、測定器が無いので未測定。耳の歪率計ではそこそこの値?
 
◎低騒音タイプと言う事でしたがカバーに付けると響いてうるさい事この上なし~
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◎以前レストア修理したSANSUI BA-60と並べて見ました~ どちらでしょうか?
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  ◎中身の違いはこの通り~。
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