粗方の調整でしばらく聴き込んでましたが直結での電圧配分を定め3.6㏈のオーバーオール負帰還を施し一先ずの完成としました。初め4mVほどのハム（60Hz)が両チャンネルとも出ていて色々調べた結果、出力管カソードのバイパスを＋Bに逃がしてるのが原因でした。普通にアースに落とす形にしたらあっさり0.4mVとなって先ず安心しましたが理由は良く分かりません？
以上簡単に諸特性を測りました。最大出力はほぼ規格通りで目論見2WにはB電圧が低く叶わず。
負荷抵抗を出力トランス2次側16Ωタップに８Ω接続で見かけ2.6kΩにすれば2割方出力アップとなりますが、歪率優先の5.2kΩ負荷としています。全く広帯域ではありませんが3結の聴きやすい音です。
負荷抵抗を出力トランス2次側16Ωタップに８Ω接続で見かけ2.6kΩにすれば2割方出力アップとなりますが、歪率優先の5.2kΩ負荷としています。全く広帯域ではありませんが3結の聴きやすい音です。最大出力：Lch=1.45W、Rch=1.45W （1kHz正弦波の頭が丸まる手前）
周波数特性：Lch=20Hz（0.6㏈）～ 35kHz（-3㏈）（0㏈：1V/8Ω）
Rch＝20Hz（0.８㏈）～ 40kHz（-3㏈）
負帰還量：L,Rch≒3.6dB（オーバーオールNFB）
ダンピングファクタ：Lch≒2.8、Rch≒3.1（ON-OFF法）
残留雑音：Lch=0.43mV、Rch=0.44ｍV （入力ショート、フィルター無し）
◎方形波テスト：何れも上段がLch、2Vp-p、順に1kHz、100Hz、10kHz
