mosukeのオーディオ

自作真空管アンプの事などを書いております。

5687(6N6Pに変更) SRPP ST.AMPの製作10 最終章

   約6時間ほどのエージング試聴で簡単なデータ取りから最終的な調整を行いました。
気になっていた周波数レンジは約8Hz~14KHz(ー3dB)で高域がやはり物足りません。 低域はさすが電源トランス・・・充分に伸びております。  最大出力は600mWほどで正弦波(1KHz)の頭が崩れるまで入力すると1Wくらいまで出ます。出力に関しては当初のもくろみより出ておりますので充分納得の行くものです。 歪率については以前に歪率計が故障して処分してしまいましたので現在は測れません。新たに購入するにも高価だし・・・だいいちめんどくさいで~す。まあ、歪率についてはあまりこだわっておりませんし、音楽を聴く上では音の良し悪しにあまり関係が無い様に思っています。(計装アンプじゃなし・・聴いて良ければ良し!)Fレンジを広げる為NFBを5dBほど掛けたところ高域は24KHz(-3dB)まで伸びましたが、低域8Hz付近で+3dBのピークが出てしまいました。(予想はしていた・・・。)出力コンデンサーの値を変えて逃げようかとも思いましたが可聴周波数外なので目をつぶります。以上、NFBによって音的には荒さが取れて好ましくなりました。
 
 構想から完成まで9ヶ月も掛かりましたが、じっくり製作したおかげで良いアンプが出来ました。もしブラインドテストで何方かに聴いて頂いたら、まさか出力トランスが電源トランスだとは思わないと自負しております。(少し自惚れてま~す。
 
 これにてこのアンプの記事は一応終わりと致しますが、この後も色々とアンプ構想がございますので書き込みたいと思っておりま~す。
宜しければまた覗いてやってくださいネ・・・。m( _  _ )m でわでわ~。。。(終)
 
イメージ 7
 
   イメージ 1
 
  イメージ 2
 
  イメージ 3イメージ 4
 
  イメージ 5   
 
<訂正>
方形波テストの画像中1Vp-pとなっておりますが2Vp-pの間違いです。
 
◎10KHzはやはり立ち上がりが悪いです。電源トランスだもんね~。
 でも、音はバッチリですよ・・・♪♪。
◎最終の回路図です。(昔を思い出して手書きで~す。
 
イメージ 6