mosukeのオーディオ

自作真空管アンプの事などを書いております。

ロクタル電池管3B7 PPアンプの製作11 ノイズ対策

 NFBを掛けると数百ヘルツのノイズが出る問題が出ましたが、ある先輩からB電源の改造DC-DCコンバーターがバースト動作してるのではと助言を頂きました。なるほどSP出力波形は正にバースト波形で、掃引時間から125KHzの源発振に数百ヘルツのバースト波形がNFループに乗っているようです。数mVでも高周波については聴こえないので問題は無いのですが、数百ヘルツのバーストはハムとしてSPに耳を寄せると気になります。色々と対策を講じた結果OPアンプ位相反転回路の帰還反転入力に小容量のスチコンを入れてバイパスすると何とか消えました。 結果1KHz方形波のオーバーシュートが顕著になり、より微分補正を強めましたが少しリンギングが残ってしまってます。取りあえず明日の試聴会に間に合わせたいので少し不満も残りますがこのまま参加します。今後の課題としてB電源のDC-DCコンバーターの改造の手立てを見直す必要があります。もっとも普通にトランスによる電源にすれば話は簡単なんですが・・・。
 
◎SP出力ノイズ波形 5mV/div  上:Lch 下:Rch
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◎帰還反転入力を150PFスチコンでバイパス
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◎10KHz方形波 1Vp-p/8Ω
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微分補正後
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◎最終の回路図は何れアップします~。
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