12EH5/FETプッシュプル・ハイブリッドアンプの製作１０　問題だらけ～

　夕べの完成から今日は朝からず～っと試聴していますが問題だらけです。

　まず１２ＥＨ５（ＲＣＡ）のマイクロホニック雑音レベルが高く何とか使えるのが８本中２本だけでした。また球のｇｍが高いせいか出力のＤＣ分が安定せず±２００ｍＶ位動きます。せめて±５０ｍＶ位に収めたいですね。

　そこで似たような球で同ピンコネでｇｍが４０％位低い１２ＡＣ５（ＧＥ製）に球を変更しました。手持ち４本中１本だけマイクロホニック雑音のレベルが高いですが仕方ないです。一応ＤＣバランスはトリムの範囲で取れていますしＤＣ分の変動もうんと少なくなりました。

　そんなんで簡単に最大出力と周波数レスポンスを見てみました。最大出力は実験と同じＬｃｈ≒９００ｍＷ／８Ω、Ｒｃｈ≒８５０ｍＷ／８Ω、レスポンスは上が約５０ｋＨｚ／－３ｄＢ（両ｃｈ）、下はジェネレーターの下限２０Ｈｚまでフラット。肝心の音ですが良く言えばびのびした元気の良い音で、悪く言えば賑やかな音です。ここらはストレートアンプ特有の音ですね。このまましばらく聴き込んでから色々と弄って見る事にします～。