製作中のアンプになかなか掛かれずにいますが、またまた旧作アンプの紹介です。
このアンプは昨年京都のある試聴会に初めて参加したときのアンプです。球は昔のポータブルプレーヤーで活躍した50EH5で三結シングル(無帰還)で使っております。
トランスレス仕様ですが特別変わった回路ではありません。入力感度が低いので入力トランスにて約1.7倍の昇圧とACラインとのアイソレーションをしております。
ヘッドフォンでは少しハムノイズが気になりましたので、電源のアースを少し大きめのコンデンサー(0.47μF)でシャーシに落としております。
最大出力は400mW位ですが私のリスニング環境では十分な音量です。(試聴会でも結構鳴りました。)帯域(測っておりません?)はそれほど広く無く聴きやすい音でボーカルが良いです。構造的にはシャーシ木枠に押し寿司用の型枠を利用しました。(ホームセンターで¥980也)着色して漆で仕上げましたのでかなり豪華なシャーシになりました。OPTも樹脂製のケースを加工してグレーに塗装しOPTケースとしております。
リップルフィルターを兼ねた定電圧基板(B+120V) ハムノイズ対策のため少し大きめのCでアース
OPTケースに利用した無印良品のプラケース