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自作真空管アンプの事などを書いております。

ロクタル電池管3B7 PPアンプの製作12 ノイズ解決!

 B電源の改造DC-DCコンバーターのバースト動作の問題はコンバーターの容量に比してアンプの消費電流の少なさから来るとアドバイスを頂き、ブリーダー抵抗(4KΩ)にてアンプの0信号時消費電流とほぼ同じだけブリーダー電流(約28mA)を流す事で見事解消しました。これでOPアンプ帰還入力のコンデンサーが排除できNFBも安定に掛かり高域の減衰も抑えられました。
 
◎ブリーダー抵抗は手持ち有り合わせを無理やり取り付け~
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 バースト動作での低周波性ノイズは皆無となりRF成分のみとなりました。 ただRFノイズ(125KHz)はRchで14mVp-pもあり精神衛生上宜しくは無いのですが、当然聴こえないので無視できます。
 
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◎回路図です。(図には無いですが各プレートには電流計測用10Ωが入ってます。)
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 最後にスイッチング電源(DC-DCコンバーター)の真空管アンプB電源への利用はノイズ面で基本無理が有るようです。今回は何とか実用になるまで漕ぎつけましたがやはり完璧ではありません。しかしA電源については直熱管でも比較的問題なく利用価値は高く今後も期待できそうです。