ヤフオクでお安く入手のTEN 3A5です。5本とも試験機テストの結果も良好で未使用品に嘘は無かったようです。
その昔、無線関係ではお馴染みの直熱双3極電池管ですが流石に高周波用、グリッドが+領域まで使えるのでオーディオアンプでもA₂級動作にてそこそこのパワーが得られそうです。 折角の電池管なんで電池動作のミニパワーアンプを妄想してます。😍
以前にヤフオクでお安く落札の電源トランスなんですが、緩衝材全く無しの酷い梱包で送って来たのでご覧のあり様でした。凄く安い落札価格なんでクレーム入れるのも気が引けるし、運送屋にもあの梱包では物が言えなかった・・・。😒 このままアンプにはとても使う気もしないので板金して凹みを取り再塗装しました。トーチで焼いて叩き出した後残った細かな凸凹はパテ盛り整形。中央部の銘盤用落ち込みも微妙に歪んでるのでパテ埋めで均し缶スプレー(つや消しブラック)で塗装です。まあ~、100点の仕上がりでは無いですがアンプは見た目も肝心見たいなと言う事で・・・。この程やっと製作に入った50JY6自己点火シングルOTLアンプに使います。😛
このアンプ計画から実に6年越しでやっと製作に掛かりました。先ずは部品配置を決めシャーシの穴開け図を描きました。初め電源トランスは中央に配置する心算でしたが左端に寄せた配置に変更、別段理由は無くその時の気分だけの事ですが・・・。😜 この後穴開け加工と進みます~。 えっ、もうこんな時間・・・おやすみなさい。😴
作りっぱなしの無帰還にてエージングを兼ね試聴してきましたが、NFBを8dB掛けてダンピング的には丁度良い感じとなりました。最大出力は目論みより10%ほど上回り納得です。所詮OPTが昔のステレオ機器取り外しの安物なんで超高域に暴れが有るのか10KHz方形波に少しリンギングが出るので、有り合わせコンデンサで微分補正を掛けましたがあまり褒められた波形には改善されてません。聴感上はそれほど気になる事も無いのでこれで一先ずの完成としました。😉
初めての差動PPアンプですが普通のPPアンプより芯のしっかりした音のように感じます。使用した12AB5は6V6とヒーター規格以外ほとんど同規格で普通のPPなら軽く10Wは出る球ですが、出力よりも出音で三結差動PPに軍配が上がりそうです。😘
最大出力: Lch=2.3W、Rch=2.2W(1KHz正弦波の頭が潰れる手前)
周波数レスポンス: Lch 20Hz(-0.5㏈)~36KHz(-1㏈)0㏈=1V/1KHz
Rch 20Hz(-0.5㏈)~39KHz(-1㏈)
ダンピングファクタ: Lch=Rch=4.7 ON-OFF法
残留雑音: Lch=0.37mV、Rch=0.53mV(入力ショート、フィルター無し)
歪率: 測定手段無く未計測
今まで製作アンプの調整等に裸で使っていた小型スライドトランス(山菱製0~130V,2A)を、何かの電圧調整器のケースに組み込みました。全面の元穴隠しにアルミ板を貼り、メーター、スイッチ、フューズホルダー、パイロットランプ、出力ターミナル、ACコンセントを取り付けました。メーターは元々AC12V仕様だったので適当な倍率抵抗を付け目盛盤に0を書き足しただけです。裏蓋は簡単に開閉出来る構造なので使わない時は電源コードを収納出来るので便利です。
今日はFB真空管式無線機グループのコンペ参加ラジオ「単球レフレックススーパー」も完成したので、製作途中だったこのアンプも配線を完了し音出しまで漕ぎつけました。夜も遅いので小音量で聴いてますが無帰還でも中々良い音で鳴ってます。何時ものように暫くはエージングを兼ねこのまま試聴を続け頃を見計らってNFBの検討をしようと思います。😉
暫く中断してましたが筐体の研磨作業も終え一応完成となりました。筐体は思ったほどの鏡面仕上げにはなりませんでしたが、取り敢えず顔も映るのでピアノブラック塗装ぽくなってるかな?😉 6AW8Aたった一本のラジオとしての性能は感度もそこそこに優秀で流石スーパーヘテロダイン方式です。難点としてはレフレックスの為か若干音質が悪いですが出力的には十分で実用になります。構想から1年以上掛かっての完成ですが外観性能共に満足の行くものが出来たと思います。😍
あとはFB真空管式無線機グループの1tubeコンペに提出の作品説明書の締切りが5月6日なので急いで仕上げます。
◎画像の最後にYou Tube動画もあります。
◎懸命に磨きましたが手持ちコンパウンドではこれくらいが限界・・・